有機元素分析装置

PerkinElmerSeries II CHNS/O 2400管理責任者:石田尚行先進理工学専攻設置場所:東6-149

装置概要

  • 有機化合物を対象とした燃焼法による元素分析装置。
  • CHNモードとCHNSモードを有する。(燃焼管と還元管を交換することで切り替える。)
  • 燃焼方式:純酸素中の静的燃焼
  • 測定方法:フロンタルクロマトグラフ法、TCD検出(ガス制御部で均一にされた燃焼生成ガスを分離カラムに流す。カラム中を展開した成分が階段状に重なったクロマトグラフとして検出される。ピークの高さの増加量が成分量に相当する。熱伝導度検出器(TCD)で熱伝導度の変化を検出する。熱伝導の低いヘリウムをキャリアーガスとし、試料の混入による熱伝導度の低下を調べる。)
  • 分析精度:≦0.2%。
  • 装備
    • 自動オートサンプラー(60サンプル)
    • AD-6ウルトラミクロ電子天秤

測定できる物質、状態、大きさ等

状態:固体、液体
サンプル量:0.1~500mg*
通常の有機物は1~3mg
*測定元素の含有量およびマトリクスに依存する。
分析範囲:
C (0.001~3.6mg)
H (0.001~1.0mg)
N (0.001~6.0mg)
S (0.001~2.0mg)