超伝導フーリエ変換NMR(500MHz)

日本電子(株)ECA-500管理責任者:平野 誉基​盤​理​工​学​専​攻設置場所:東6-115
 

装置概要

  • 水素原子と炭素原子を含む有機化合物の分子構造に関する基本的かつ重要な情報を得ることができる装置.
  • 新しく合成した化合物.生体試料より抽出・単離された天然物の分子構造決定や構造確認に使用される.
  • 分子及びその集合体の電子密度や核間距離に関する情報,動的な構造変化に関する情報も得ることができる.
  • オートロック,オートシム,オートチューン機能を有しており、代表的な測定はボタン一つでできる.

測定例


ウミホタル生物発光に関わる複素環構造の詳しい電子状態を
解析するため,各炭素の化学シフトを決定した.

測定できる物質、状態、大きさ等

  • 重溶媒の溶液サンプルのみ
  • 濃度1-10mg/0.5mL
  • 1Hと13C測定のみ
  • 二次元測定可能(COSY, NOESY, HMBC, HMQC)