顕微レーザーラマン分光器

日本分光(株)NRS-3100管理責任者:桑原大介研究設備センター設置場所:東6-129-2

装置概要

  • ラマン分光では,分子の振動状態,回転状態などに関する情報を与えてくれる.
  • 本装置は,半導体・薄膜デバイス材料・微粒子やそれらの表面の研究分野で標準的な解析装置である.
  • 試料に約10μm程度の小さいスポットでレーザー光を照射し,特定の場所のラマンスペクトル測定ができる.
  • 試料を平面的に自動で動かすことのできる自動XYZ測定ステージを有する.
  • これを使用することにより,微小試料,バルクの微小部分のマッピング測定を,高い空間分解能(1μm)で行うことができる.
  • マッピング測定からは表面のケミカルなイメージを作成することができる.