示差走査熱量計

NETZSCHDSC3500管理責任者:白川晃レーザー新世代研究センター設置場所:東6-149

装置概要

  • あらゆる方向から試料容器と参照物質容器を均一に加熱できるため、ベースラインが安定し、 S/N比が小さくなりる。揮発性物質の凝縮も最小限に抑えられる。
  • 保護ガス、パージガスの導入口が標準装備されている。様々なガス切換えや流量コントロールが可能。冷却時間や周辺温度を適切に調節して測定を行うために強制空冷、イントラクーラー、液化窒素などが使用できる。
  • 最大20個の試料/参照物質をセットできるオートサンプラー(ASC)を搭載している。

測定できる物質、状態、大きさ等

  • 使用可能ガス
    ・不活性ガス :N2、He、Arなど
    ・酸化性ガス :乾燥空気、酸素など
     ※マイナス温度までの測定時は大気中の水分の結露等が懸念されるため、水分の除去されたガス を利用する。
    ・純度 :99.9%以上
     ※サンプルとの酸化などが懸念される場合はより高純度なガスを使用する。
  • 推奨供給圧力 : 0.5Bar(0.05MPa)
     ※MFC使用時の最大供給圧力は1.0Bar(0.1MPa)。(これ以上の圧力で使用した場合、破損等の原因になる。ガスボンベから供給される場合は減圧弁(レギュレータ)を使用し適切な圧力で装置へ供給する。